早いもので、ブロンの四十九日も過ぎ、もうすぐ二度目の月命日です。
ブロンの癌が判明する少し前から始めていたこのマヤ暦ブログに、私自身が救われていました。
マヤ暦は、毎日流れているエネルギーを視覚化する為の「暦」です。
ブロンの闘病中、気づくと沈んでしまう心を引き上げるのに、このブログを書いて毎日のエネルギーにピントを合わせる作業がとても有効でした。
その頃から、テレビを観ることをやめました。
一人でのお昼ごはんや家事をする間など、それまでもなんとなくつけていただけでしたが、コロナ第〇波、殺人事件、不倫騒動、裏金問題…と、とにかくネガティブな話ばかり。
たたでさえ沈まないようマヤ暦にピントを合わせることで必死で堪えている自分の心が、そういう些細なことで壊れてしまいそうだったからです。
代わりに、本の朗読サービスの利用を始めました。
amazonのオーディオブック『Audible』が2ヶ月無料だったことも大きかったです。
そしてこれが私の生活にぴったりフィット!
手は忙しいけれど耳は空いていることが多いので、何冊も何冊も読め(聴け)ました。
本によっては倍速で(笑)。
好みの傾向から出てくるオススメの本も次々と聴くようになりました。
そのうちの一冊に紹介されていたこちら↓のシリーズが、ブロンの闘病時も旅立ちの時も、私の大きな心の支えになってくれたのです!
ブロンが私の為に引き寄せてくれた本だと思っています。
小林正観さんの「ありがとう」シリーズ。
オーディブルで聴いたのに、リアルな本もまた全巻買ってしまった~!
心を込めなくて良いから「ありがとう」をひたすら言い続ける、というただそれだけの本です。(ひどい紹介^^; )
50,000回ありがとうを言ったらすべてがうまくいく、という最初はちょっと胡散臭く感じてしまうものでした。(失礼)
でも高価な壺を買わされるわけじゃないし、ありがとうを言うだけなら試してみるしかない!
ただ、50,000回までに不平不満や愚痴、泣き言、悪口、文句を言ってしまったらリセット。
また最初からです。
なんとなく始めた この「ありがとう」連呼でしたが、これがいつの間にか私の心を穏やかで前向きにしてくれていました。
ブロンの状態が良くなくて、涙が出そうになったら「ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとう」と呪文のようにひたすら唱える。
そうすると、不思議とそれ以上気持ちが下がることなく一気に安定して、また笑顔でブロンと接することができたのです。
ブロンの前では笑顔で過ごす、と夫と約束していました。
それにはまず私自身の心を健やかに保つことが必要で、そのためのおまじないの言葉として、毎日3,000回くらいありがとうを言っていました。
(ダイソーで買ったカウンターで数えて手帳に書いてました!)
寝たきりになったブロンにぴったりくっつきながら言っていたことも。
「うるさくてごめーん!」と言いながら、「ブロン~、ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとう」と。
心を込めなくて良いはずなのに、ブロンを想うとすべてに心が入ります。
だって愛してるんだもの。みつを。
ブロンを穏やかな気持ちで笑顔で送り出せたのは、「ありがとう」のお陰だと思っています。
そしてブロンが旅立った今もそれを続けています。
一緒に車に乗ることが多かったせいか、私は車で一人でいる時に不意打ちで涙がこぼれることがまだまだよくあります。
犬のトレーニングの仕事に向かう時など、心を乱してはいけないし、目を腫らすわけにもいかないし、涙がこぼれると一瞬焦ります。
そんな時はこの「ありがとう」は抜群の力を持っているのです!
「ありがとう」という言葉の持つエネルギー自体がとても温かく強いものなのだそうです。
もし今、どんな理由であれ、心がざわざわしている方がいたら、「ありがとう」を50,000回目指してひたすら言葉に出して言ってみてください♡
きっと何かが変わります!(あぁやっぱり胡散臭い終わり方…笑)